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［ルート治療との出会い］
初めて就職した職場では、忙しさとプレッシャーの中で自分の体と心の限界に気づけませんでした。
気づけば20代で胃カメラの検査を受け、鏡に映る自分のやつれた姿に驚いたのを覚えています。
このままではダメだと思い、一度は鍼灸の世界を離れる決断をしました。
でも、不思議なもので、心と体を見つめ直す時間の中で、「やっぱり、あの頃の患者さんの笑顔が忘れられない」と思う自分がいたんです。
もう一度、鍼灸師として生きていこう。
そう決めた私が出会ったのがルート治療でした。
ただ症状を追いかけるのではなく、その人が抱えてきた背景ごと受け止めて向き合うルート治療。
それは、かつて自分自身が弱っていた時に「本当はこんなふうに寄り添ってもらいたかった」と感じていた施術そのものでした。
だから私は今、あの頃の自分のように苦しんでいる誰かの光になりたいと思い、日々ルート治療を行っています。
体が変われば、心も変わる。
そして、生き方までも変えていける。
それを実感できるこの仕事を、私はこれからも大切に続けていきます。
白川勇作先生考案の
体の不調の原因は筋肉のコリにあるとの考えから、筋肉のコリを狙い鍼を刺します。
鍼が直接コリに届き
伸びたコリを的確に逃さず緩め取り除くので、月１回の施術でも次の施術まで施術効果がなくなるわけではありません。
「もっと早く来ればよかった」
そう言っていただけるように、しっかり施術させていただきます！
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ご予約前には必ず目を通して頂き、施術内容を把握されてからご予約ください。
太い鍼を多数使用しますので、痛みや刺激、好転反応を伴うことがあります。
前編・後編両方ご覧ください。