はじめまして。鍼灸師の黒田直人と申します。

今でこそ、経絡治療やルート治療を使い、「どこに行っても治らなかった不調」に向き合っていますが、
実は私は、一度この鍼の世界から離れたことがあります。

20代の頃、初めて就職した治療院で、無理が重なり心身のバランスを崩しました。
当時は、毎日吐き気と倦怠感が続き、若くして胃カメラの検査を受けるほどやつれてしまいました。
あの頃の私は、「誰も自分の不調をわかってくれない」そんな孤独感に包まれていたのです。

一度、鍼の道を離れ、別の仕事に就いたこともありました。

でも――
どんなに離れようとしても、
「人の身体に触れ、変化を起こせるこの仕事」にもう一度戻りたいという気持ちが、ずっと胸に残っていました。

そんな中で出会ったのが、ルート治療という鍼の世界でした。
「まだこんな鍼の世界があったのか」
「これなら、本当に人を深く救えるかもしれない」
そう思ったとき、もう一度鍼灸師としての人生を歩む決意をしました。

今では、以前の自分と同じように、
「どこに行ってもよくならない」「でもつらい」と感じている方たちに寄り添いながら、一人ひとりの身体と心の声に、丁寧に耳を傾けています。

「ここに来るとホッとする」
「話を聞いてもらえるだけで涙が出そうになる」
そんなふうに言っていただけることが、私にとって何よりのやりがいです。

もし今、誰にも言えない不調やつらさを抱えていたら、

あなたの身体の声に、私と一緒に耳を傾けてみませんか?