月に一度の習慣「お清め」
私の鍼灸院では、月に2度
駐車場・玄関・院内の「お清め」を行っています。
少し意外に思われるかもしれませんが、これは私にとって、とても大切な時間です。
まず、土地の神様に
「これからお清めをさせていただきます」と心の中でご挨拶。
その後、駐車場の四隅にお塩をまいて清めさらにお酒で場を整えます。
玄関は、まず丁寧にお掃除して
最後にお塩とお酒で仕上げのお清めを。
気の流れを整えることで
来てくださる方がより安心して施術を受けていただけるよう
心を込めて行っています🌸
その後、駐車場の四隅にお塩をまき
最後にお酒で清めていきます。
特別な道具を使うわけではありません。
ただ、静かに、丁寧に。
自分の心と場を整える時間でもあります
なぜお清めをするのか
鍼灸師として、私は「身体」だけでなく、「気」や「場」の状態もとても大切にしています。
施術を行う空間は、患者さまにとって“体を預ける場所”であり
“心を緩める場所”
その場が濁っていたり、重たかったりすれば
どんなに技術を尽くしても、本当の意味での癒しにはならないと思うのです。
だからこそ私は、場を整えることを怠りません。
気持ちよく流れる“氣”の中でこそ
本来の治癒力が最大限に引き出されると信じているからです。
続けることで見えてきたこと
この習慣を始めてから
「ここに来ると落ち着く」
「なんだかスッと心が整う」
そんな声をいただくことが増えました。
もちろん、お清めをしていることは
患者さまに毎回伝えているわけではありません。
でも、場に込めた“想い”や“祈り”は
言葉を超えて、ちゃんと伝わっているのだと思っています。
最後に
目には見えないけれど、確かにそこにあるもの。
私は、そんな“氣”をとても大切にしています。
これからも、通ってくださる皆さまが
より安心して、心地よく、前向きな気持ちで施術を受けられるよう
日々の施術だけでなく、場の整えにも心を尽くしていきます。
読んでくださり、ありがとうございました。


